メルカリ、超便利ですよね!家の不用品がお金に変わり、お宝探しも楽しめる最高のフリマアプリです。
しかし、この便利なメルカリの世界には、ごくまれに異次元からやってきたのでは?と思うような、頭おかしいコメントが紛れ込んでくるのも事実…。
「なんでこんなこと聞いてくるの?」
「常識なさすぎでしょ…」
とドン引きしたり、逆にヤバすぎて爆笑してしまったり。
出品者なら誰もが一度は経験する、メルカリのカオスな一面です。
この記事では、私が実際に遭遇したマジでやばい非常識なコメントを7つ実録形式で大公開します。
さらにそんな迷惑な要求や失礼な質問に対して私たち出品者がどう対応すべきか具体的な対処法も解説していきます。
メルカリで出会った頭おかしいコメント実録7選

ここからは私が実際にメルカリで遭遇し、思わず画面の前で固まった非常識かつ頭おかしいコメントの数々をヤバさレベル付きでご紹介します。
「こんな人いるの!?」と驚くかもしれませんが、これらがメルカリのリアルです。
意味不明編:深夜のポエムコメント
- ヤバさレベル:★★★☆☆
- 商品とは全く関係のない、抽象的で哲学的な長文メッセージ。
ある深夜、突然届いた通知を開くと、出品中の食器セットに対するコメントが。
「人生とは?」「美しさとは、儚さの中にこそあるのですね…」
といった、商品と一切関係のない文学的なポエムのようなメッセージが延々と続いているのです。
まるで酔っ払いのメールのようなそのコメントは、商品の色や形を「魂の象徴」などと表現し、抽象的な質問を投げかけてきました。
購入の意思があるのかも不明で、返信に困るどころか少し恐怖すら覚える内容です。
最終的に
「その食器の波動を感じたいのですが、本日中に届けていただくことは可能ですか?」
という時空を超えたような無理な要求で締めくくられました。
無理難題編:常識外れの値下げ要求
- ヤバさレベル:★★★★★
- 破格の値下げを要求し、拒否すると逆ギレや暴言を吐く。メルカリで最も遭遇率の高い非常識コメントの代表格。
出品価格10,000円の美品ブランドバッグに対して、届いたコメントはまさかの
「送料込み2,000円になりませんか?」
というもの。
実に8割引のタダ同然を要求するコメントです。
「ごめんなさい、そこまでの値下げは考えていません」
と丁寧にお断りしたところ、相手は一変。
「学生でお金がないのに、人の気持ちも分からないんですか?」
「それくらいで売れないなら、さっさと処分すればいいのに」
と、まるで被害者のような口調で逆ギレ。
さらには「もういらないです。二度とコメントしません」という捨て台詞を残していきました。
非常識な要求だけでなく、断られた際の態度も非常に不愉快でした。
勘違い編:フリマアプリを店員と誤解
- ヤバさレベル:★★★★☆
- 出品者をデパートの店員かのように扱い、過度なサービスや要求をしてくる。
「今週末、友人の誕生日プレゼントにしたいので、至急、ギフトラッピングをして手書きのメッセージカードを添えて、明日午前中必着で送ってください。もちろん追跡できる速達便でお願いします。」
出品したのは数百円のコミックでした。フリマアプリは個人間の取引であり出品者はプロの販売業者ではありません。
それなのに、時間指定はもちろん、ギフトサービスや手書きのメッセージという、労力のかかるサービスを当然のように要求されると、本当に頭おかしいと感じざるを得ません。
しかも、こちらの返信を待たずに「早く確認してください!」と催促コメントまで追加されました。
脅迫めいた編:「〇〇しないなら通報します」
「〇〇円まで値下げできないなら、あなたの出品している他の商品にサクラだとコメントし、事務局に通報しますよ。」
まだやり取りの初期段階で、ただ単に値下げ交渉を断っただけなのに、相手は突然脅迫めいた態度に変わりました。
この手のユーザーは、自分の思い通りにならないと、規約違反の行為も辞さないという悪質なタイプです。
プレッシャーをかけ、出品者を精神的に追い詰めることで、最終的に要求を飲ませようとします。
実際に、過去に別の商品のコメント欄に無関係な中傷コメントを書き込まれた経験もあります。
謎の個人情報要求編:住所や電話番号を聞いてくる
- ヤバさレベル:★★★★★
- 取引外の連絡手段や個人情報を聞き出そうとする、最も危険度の高いコメント。
「できれば、メールアドレスかLINEのIDで詳細をやり取りしたいのですが」
「購入前に電話で商品の状態を確認させてください」
メルカリでは、商品の購入・発送に必要な情報(住所、氏名など)は、取引画面でのみ開示される仕組みになっています。
それを無視し、コメント欄で直接プライベートな連絡先や個人情報を聞き出そうとする行為は、トラブルや詐欺に巻き込まれる可能性が高く、非常に危険です。
このケースでは、「直接会って現物を見たい」という、規約外の直接取引を誘導するコメントも含まれていました。
質問攻め編:100往復以上続く質問魔
- ヤバさレベル:★★★★☆
- 商品について異常なほど細かく、しつこい質問を繰り返すものの最終的に購入しない。
- 「このボタンの直径は何ミリですか?」
- 「光の当たり方で色は変わりますか?」
- 「裏地の糸の素材は何ですか?」
- 「製造された年の空気は乾燥していましたか?」
「色」「サイズ」「素材」といった一般的な質問から始まり、徐々にマニアックかつどうでもいい質問へとエスカレートしていきます。
こちらが丁寧に答えても、さらにその返信に対し質問が追加される、無限ループのような状態に陥ります。
気づけばコメントのやり取りが数十件、他の出品者のコメントが流れるほどの迷惑行為です。
そして、最終的な決まり文句は「検討します」で、結局購入には至りません。
感情爆発編:キレて暴言を吐き出す
- ヤバさレベル:★★★★★
- 何かのきっかけで感情的になり、中傷や暴言、誹謗中傷をコメント欄に書き込む。
- 「この商品は詐欺だ!」
- 「出品者のくせに態度が悪い!」
- 「二度とメルカリで売るな」
など、突如として人格攻撃を始める。
取引終了後に受けたコメントでしたが、商品に不備はなかったものの、相手の自己中心的な解釈や勘違いが原因で、評価前にコメント欄で激しく罵倒されました。
原因が何であれ、公開のコメント欄で暴言を吐く行為は、他のユーザーにも不快感を与え、営業妨害にもつながりかねません。
感情的で冷静な話し合いが不可能な相手です。
【深掘り】なぜ彼らは「頭おかしいコメント」をするのか?
メルカリで信じられないような非常識なコメントに遭遇したとき
「なぜこんなことを言えるんだろう?」
と疑問に感じますよね。
単なるマナー違反で片付けられない頭おかしい要求の裏側にはメルカリという環境特有の心理やネットリテラシーの欠如が潜んでいます。
ここでは彼らが一線を越えたコメントをしてしまう心理的要因を深掘りします。
匿名性が生む「暴走」:ネット上の仮面
彼らが現実世界の対面販売で、あのような非常識な要求をするでしょうか。
おそらくしません。
メルカリの匿名性(顔が見えない、本名を知らない)は、「何を言っても許される」という錯覚を生み出します。
このネット上の仮面が、普段は抑圧されている自己中心的な欲求や攻撃性を暴走させ、常識外れのコメントとなって現れるのです。これは、一種の「脱抑制効果」とも言えるでしょう。
「フリマ=タダ」という勘違い:過度な期待と承認欲求
フリマアプリは、あくまで個人間での中古品売買の場です。
しかし、一部のユーザーはメルカリを「不用品をタダ同然で手に入れられる場所」や「自分の交渉力を試す場」だと勘違いしています。
「大幅な値下げ要求」や「過剰なサービス要求」の根底には
「自分だけは得をしたい」
「この状況で自分の要求を通したい」
という歪んだ承認欲求があります。
彼らは、自分の思い通りになることで優越感を得たいだけなのです。
メルカリの「ルールを知らない」層の存在
若年層や高齢層など、ネット取引に慣れていないユーザーの中には、メルカリの基本的なルールやマナーを全く知らない、あるいは無視している層が存在します。
「送料は出品者が払うのが当然」「コメント欄で個人情報を交換してもOK」といった誤った認識を持っているため、悪気なく規約違反のコメントをしてしまうことがあります。
もちろん、これは言い訳にはなりませんが、ネットリテラシーの欠如が迷惑行為につながっている側面は否定できません。
「モンスター化」したユーザー心理
上記のような要因が重なり
「自分は客だ」「自分には交渉する権利がある」
という意識が極度に高まると、彼らは手がつけられない「メルカリ・モンスター」と化します。
彼らは、出品者に対して過度な責任やサービスを要求し、それが満たされないと感情的になり、暴言や脅迫といった頭おかしい行動に出てしまうのです。
これらのユーザーの多くは、冷静な話し合いが不可能です。
頭おかしいコメントへの鉄則対応マニュアル
頭おかしいコメントは、遭遇しただけで気分が悪くなるものですが、適切な対処法を知っていれば、冷静にトラブルを防ぐことができます。
感情的にならず、事務的に、毅然とした態度で臨むことがメルカリで生き残るための鉄則です。
ここでは、非常識なコメントからあなた自身を守るための具体的な防御策をご紹介します。
対応の基本原則:冷静に、感情的にならない
最悪のパターンは、相手の土俵に乗って感情的な言い合いになってしまうことです。
非常識な相手は、出品者を論破したり、イライラさせたりすることを目的にしている場合もあります。
- 【論破しない】:相手を言い負かそうとすると、さらに暴言や悪評価のリスクが高まります。
- 【事務的に対応】:「〇〇は規約で禁止されています」「対応できません」と、ルールに基づいて淡々と返信します。
- 【無視も戦略】:意味不明なコメントや、あまりに失礼なコメントは、エネルギーの無駄です。返信せず削除し、時間と精神力を守りましょう。
悪質なコメントへの具体的な3つの対処法
悪質なコメントは、決して放置せず、以下のステップで対応してください。
【ブロック】:迷惑行為からの完全遮断
頭おかしいコメントから自分自身を守る、最も手っ取り早い手段がブロックです。
ブロックの目的は、そのユーザーとの関係性を完全に断ち切ること。
意味不明なポエムや、しつこすぎる質問魔、感情的な暴言を吐くユーザーなど、二度と関わりたくないと感じた場合は迷わず実行してください。
ブロックすることで、相手はあなたの全ての商品へのコメント・「いいね」・購入ができなくなります。
対応手順としては、まず相手のコメントが規約違反にあたる場合は通報を済ませた後、即座に相手のプロフィールページからブロックしましょう。
関わらないことが、あなたの精神衛生と時間の浪費を防ぐ最善の防御策となります。
ブロックは悪質なユーザーに与える明確な拒絶の意思表示です。
【定型文で毅然と拒否】:「強いメッセージ」を用意する
大幅な値下げ要求や、常識外れのサービス要求に対しては、感情を排した事務的な定型文で対抗します。
ここで感情的な返信をすると、相手の思うツボです。用意した定型文をコピペし、一切のブレがない毅然とした態度を示すことが重要です。
例として、「プロフィールに記載の通り、大幅な値下げ交渉はご遠慮いただいております」や「個人取引のため、ギフトラッピングや配送日時の指定など、規約外のサービスは行っておりません」といった表現を使用します。
この対応により、出品者がメルカリのルールを遵守していることを明確に示し、非常識な相手の要求を「ルール違反」として退けられます。
定型文以上のしつこい返信が来た場合は、すぐに③のブロック対象へ移行しましょう。
【事務局へ通報】:規約違反の裁定を委ねる
脅迫めいたコメント、暴言や誹謗中傷、そして個人情報や外部連絡先の要求など、明確にメルカリの禁止行為・規約違反に該当する場合は、必ず事務局へ通報してください。
これらの悪質な行為は、あなた一人の問題ではなく、メルカリ全体の健全性を脅かす行為だからです。
通報する際は、該当コメントのスクリーンショットを確保し、通報機能を使って「脅迫行為にあたる」「個人情報漏洩のリスクがある」など、具体的に理由を記述します。
これにより、事務局が公正な判断を下し、コメントの削除や、相手アカウントへの利用制限などのペナルティを適用してくれる可能性が高まります。
絶対に相手の要求には応じず、通報完了後は速やかにブロックし、接触を断つことが重要です。
まとめ
この記事では、メルカリで遭遇したマジでやばい頭おかしいコメント7選とその背景にある心理、そして具体的な対処法を解説してきました。
私たちが学んだのは、メルカリが時に無法地帯と化すカオスな世界であるということ、そして、そこには匿名性を盾にした非常識なユーザーが存在するということです。
メルカリは確かに便利ですが、利用者はあなた一人ではありません。
「ここは個人間の取引の場である」という原則を忘れず、以下の防御策を徹底しましょう。
- 感情的にならないこと: 相手の挑発に乗らず、冷静に事務的に対応する。
- ルールを盾にすること: プロフィールや定型文で毅然とした態度を示し、無理な要求は断る。
- 通報とブロックを躊躇しないこと: 悪質な規約違反には、躊躇なくメルカリ事務局の力を借りる。
私たちが時間と労力を割いて出品している商品と、何よりもあなた自身の心の平和を守ることが最優先です。
今回の「実録7選」を笑い話に変え、今後のメルカリライフの教訓として活用してください。
メルカリは自己責任のフリマアプリですが、正しい知識と対処法があれば何も怖くありません。

