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ブックオフで売らない方がいい服の特徴は?古着は高く売れにくいの?

ブックオフで服は売らない方がいい服の特徴は?古着は高く売れにくいの?

自宅のクローゼットを整理して出てきた大量の古着。

「まとめて売るならブックオフが手軽で便利!」

そう考えていませんか?

しかし、ちょっと待ってください。

せっかく持ち込んだのに、査定額がたったの数十円だったり、「値段がつかない」と言われてガッカリするのは避けたいですよね。

実は、ブックオフには「売らない方がいい服」が明確に存在します。

特にハイブランド品やトレンドを押さえた良質な古着は、ブックオフでは本来の価値に見合った価格がつきにくいのが現実です。

この記事では、「ブックオフ 売らない方がいい」と断言できる服の具体的な特徴を徹底解説。

目次

ブックオフで「売らない方がいい服」7つの条件

「ブックオフに持ち込んでも、ほとんど値段がつかない」

「他の売り方を選んだ方が絶対にお得」

と言える、具体的な服の特徴を7つ解説します。

これらの服は、ブックオフで売らない方がいいと断言できます。

致命的なダメージや汚れ、強い匂いがある服

古着の買取において、最もシビアにチェックされるのが「状態」です。

以下のような状態の服は、買取価格がつかない、または無料引き取りとなる可能性が極めて高いです。

  • 大きなシミ、変色、広範囲の毛玉、ほつれ、穴あき
  • タバコ、カビ、ペットなどの強い生活臭
  • 襟元や袖口のひどい汗ジミや黒ずみ

ブックオフは再販を目的としているため、クリーニングしても落ちないようなダメージは大幅な減額、あるいは買取不可の要因となります。

高額買取専門店向けのハイブランド・高級ブランド服

ルイ・ヴィトン、シャネル、エルメス、ロレックスなどの時計やバッグも展開する超高級ブランド品は、ブックオフでは売らない方がいい筆頭です。

ブックオフの査定は、専門のハイブランド買取店に比べて、ブランドの「稀少性」や「市場でのプレミアム価格」を反映しにくい傾向があります。

本来、数十万円〜数百万円の価値があるアイテムも、ブックオフでは予想外に安価な査定額になるケースが多々あります。

これらのアイテムは、専門の鑑定士がいる買取店を利用する方が、圧倒的に高く売れます。

流行から大きく外れた10年以上前の服

トレンドの移り変わりが激しいファッションアイテムは、製造年やデザインが古いほど査定額は下がります。

特に、10年以上前に流行したデザインで、ヴィンテージとしての価値がない服は買取価格が期待できません。

「昔買ったけど一度も着なかった服」も、デザインが古ければ再販が難しいため、値段がつきにくいです。

もともと単価が非常に安いファストファッション

H&M、GU、ユニクロなどのファストファッションやノーブランドの服は、新品の販売価格自体が安いため、中古品になるとほとんど価値が残りません。

購入価格が数千円以下のアイテムは、状態が良くても1点あたりの査定額は数十円〜100円程度になることが一般的です。

「まとめ売り」で重さや点数で査定されることも多く、一つ一つが高く売れる可能性は低いでしょう。

洗濯タグや素材タグが切れていたり、判読不能な服

買取店は、服を再販する際に必ず「サイズ」「素材」「洗濯表示」を確認します。

タグが切られていたり、印字が擦れて判読不能になっていると、商品情報を特定できず、査定が難しくなります。

その結果、ブランド品であってもノーブランド扱いにされ、査定額が大幅に下がってしまうリスクがあります。

需要が低い「真逆の季節」の服

ブックオフは季節に関係なく買取を受け付けていますが、査定額には「再販しやすいかどうか」が大きく影響します。

例えば、真夏にダウンジャケットや厚手のコートを持ち込んでも、店舗ですぐに売れる見込みがないため、査定額は非常に抑えられます。

冬物は秋口〜冬の初め、夏物は春先〜夏の前など、需要が高まる少し前に持ち込むのが鉄則です。真逆の季節に売ることは、高く売ることを諦めることにつながります。

長期間、タンスの奥で眠っていた「未着用品」

「タグ付きの新品だから高く売れるだろう」と思っても、購入から時間が経ちすぎている場合は注意が必要です。

服には経年劣化があり、たとえ着ていなくても、生地の変色(黄ばみ)やゴム素材の伸びなどが起きていることがあります。

特に白や淡い色の服は、保管中に黄ばんでいることが多いため、査定前に一度状態をしっかり確認し、他の売り方を検討すべきです。

ブックオフでの「古着は高く売れない」は本当?査定の仕組みを理解する

ブックオフにおいて「古着は高く売れない」という認識は、残念ながら多くの場合で事実です。

これは、ブックオフのビジネスモデルと査定の仕組みに理由があります。

ブックオフの古着買取は「薄利多売」が基本

ブックオフは、本やCDと同様に、古着も「手軽に購入できる」価格帯で提供することを目的としています。

このビジネスモデルが、買取価格に大きく影響します。

【低価格の理由】再販価格からの逆算方式

ブックオフの買取価格は、店舗での再販価格から、店舗運営費(家賃、人件費など)や粗利を引いた額として算出されます。

  • 再販価格の設定が低い: そもそも販売価格が安価なため、逆算される買取価格も低くなります。
  • 人件費・店舗維持費の回収: 大量のアイテムを扱うためのコストが上乗せされるため、その分、買取価格を抑えざるを得ません。

【査定システム】ブランドより「状態」が優先される

ブックオフではアパレル専用の査定システムを使用していますが、ブランド力よりも「目に見える商品の状態」が最も重視されます。

多少の有名ブランド品でも、目立つシミや毛玉、強い匂いがあると、ノーブランド品と同等の低価格になるか、買取不可となることがあります。

逆に、ファストファッションでも新品同様の状態であれば、数百円の値が付くこともあります。

ブックオフで「高く売れる」服の条件

例外的にブックオフで高値がつくのは、以下の2つの条件を高いレベルで満たしているアイテムです。

  • ブックオフの「買取強化ブランド」であること
  • 「新品同様の状態」と「現行のトレンド」を満たしていること

ブックオフの「買取強化ブランド」であること

ブックオフは特定の時期や店舗で、アウトドア系やスポーツ系、一部の有名ドメスティックブランドなどを買取強化ブランドとして指定しています。

これらのブランドの現行モデルや人気定番アイテムは、専門的な査定リストに基づき、比較的高い価格がつく可能性があります。

ただし、ハイブランド(シャネル、エルメスなど)に関しては、専門業者ほどのプレミア価値は期待できません。

「新品同様の状態」と「現行のトレンド」を満たしていること

買取強化ブランドでなくても、タグ付きの新品や、購入から間もなく、現行のトレンドに合致しているアイテムは高く売れやすいです。

ブックオフは「すぐに売れる在庫」を求めているため、販売してすぐに買い手がつくであろう「鮮度の高い服」には、多少色を付けてくれます。

要するに、ブックオフは「大量の服をまとめて手軽に処分したい」人には非常に便利なサービスですが、「古着の市場価値を最大限に引き出して高く売りたい」人にとっては、最適な選択肢とは言えないのです。

ブックオフ以外の「古着の売り方」を徹底比較!高く売るための選択肢

ブックオフが「手軽に処分したい服」の持ち込み先だとすれば、「高く売りたい服」には専門的な販売ルートを選ぶべきです。

ここでは、ブックオフよりも高価買取が期待できる3つの選択肢を比較します。

【高価買取を狙う】ブランド古着専門の宅配買取

「手間をかけずに、ブランド品の適正価格を知りたい」という方に最適なのが、宅配買取サービスです。

特徴とメリット
  • 査定基準がプロフェッショナル: 買取業者はブランドの市場価値やトレンドを熟知した専門の査定士が担当します。そのため、ブックオフでは見過ごされがちな**「ブランドの稀少性」や「デザインのプレミア価値」**を正しく評価してもらえます。
  • 手間がかからない: 段ボールに詰めて送るだけでOK。店舗に持ち込む労力が一切かかりません。査定額に納得できれば即日入金されるサービスもあります。
  • 強化ブランドでさらに高額に: 業者によって特に強化しているブランド(例:アウトドア系、ラグジュアリー系など)があり、そのブランドの服はより高価買取が期待できます。
デメリットと注意点
  • ノンブランドは買取不可: ブランドではない服や状態の悪い服は、買取自体を断られる(返送される)可能性が高いです。
  • 返送料の確認: 査定額に納得できず返送してもらう場合、返送料が自己負担になるか、業者が負担してくれるかを事前に確認しましょう。

【自分で価格設定】フリマアプリ(メルカリ、ラクマなど)

「多少手間がかかっても、自分が納得できる価格で売りたい」という方には、フリマアプリが最強の選択肢です。

特徴とメリット
  • 最も高く売れる可能性: 自分で販売価格を設定できるため、市場の相場を上回る価格で売れる可能性があります。
  • ニッチな層にもアピール: 地域のリサイクル店では需要がなくても、全国のフリマユーザーの中にいるニッチなファンに直接アピールできます。
  • ノーブランドも売れる: ノーブランドでも「かわいい」「着回しが利く」といった理由で買い手が付くことがあります。
デメリットと注意点
  • 手間と時間: 写真撮影、文章作成、購入者とのやり取り、梱包、発送といった全てを自分で行う必要があります。
  • 手数料と送料: 販売価格から約10%の手数料と送料が引かれるため、手元に残る金額は計算が必要です。
  • クレームリスク: 状態の説明が不十分だと、購入者とのトラブルに発展する可能性があります。

【まとめて処分】その他のリサイクルショップ・不用品回収

「ブックオフ以外の選択肢で、まとめて処分したい」という場合に利用できます。

特徴とメリット
  • 店舗の個性が強い: ブックオフのような総合店ではなく、古着に特化した地域のリサイクルショップは、独自の客層を持っているため、特定のテイストの服が高く売れる可能性があります。
  • まとめて引き取り: 買取価格がつかない服でも、無料で引き取りを行ってくれる場合があります。
デメリットと注意点
  • ブックオフと価格帯が似ている: 大手チェーンのリサイクルショップの場合、基本的な査定基準はブックオフと大差なく、高価買取は期待薄です。
  • 持ち込みの手間はかかる: 店頭買取の場合は、ブックオフと同様に自分で持ち込む必要があります。

あなたの「高く売りたい服」の特性に合わせて、最適な売却ルートを選びましょう。

ハイブランドや人気ブランドは「専門の宅配買取」、出品の手間を惜しまない人は「フリマアプリ」を活用するのが、損をしないための鉄則です。

ブックオフに服を持ち込む前に!査定額を1円でも上げるための裏技

「ブックオフでは高値は期待できない」とはいえ、せっかく持ち込むなら1円でも高く買い取ってほしいですよね。

ブックオフの査定基準はシビアですが、持ち込む前のちょっとした準備で査定員の印象を良くし、査定額アップにつなげる裏技が存在します。

徹底的な洗濯・アイロンで「清潔感」を出す

査定員が最初にチェックするのは、衣類の「状態」です。

特に匂いとシワはマイナス査定に直結します。

  • 必ず洗濯・消臭をする: シミがなくても、汗や保管中の匂いは必ずついています。可能な限り洗濯し、清潔な状態にしましょう。
  • アイロンをかける: シワが多いと、服がくたびれて見え、査定員の印象が悪くなります。特に襟や袖口はアイロンをかけて整えましょう。これにより、「大切に扱われていた服」という印象を与えられます。
  • 毛玉は必ず取る: 電動の毛玉取り器で、目立つ毛玉は徹底的に除去しましょう。

付属品・セット品は「完全な状態」で揃える

服を購入したときに付いていた付属品は、必ず一緒に出しましょう。

これがあるかないかで、再販時の価値が大きく変わります。

  • ベルト、フード、ファー: ジャケットやコートの取り外し可能な部品は、必ずセットで。
  • 予備のボタン、共布: これらが揃っていると、いざという時の補修が可能となり、高評価につながります。
  • 箱やギャランティカード: ハイブランド品や靴の場合、箱や保証書があるだけで査定額が跳ね上がることがあります。

持ち込む時期は「季節の変わり目」を狙う

ブックオフは再販を見越して買取を行うため、需要が高まる少し前がベストタイミングです。

  • 冬物(ダウン、コートなど): 9月~10月の秋口
  • 夏物(Tシャツ、サンダルなど): 3月~4月の春先

真冬に夏物を、真夏に冬物を持ち込むと「在庫になりやすい」と判断され、査定額は低くなりがちです。

売れない服を混ぜず「売れる服だけ」厳選する

大量に持ち込めば高く売れるわけではありません。

むしろ、状態の悪い服やノーブランド品を大量に混ぜてしまうと、査定員の心証を悪くする可能性があります。

  • 仕分けを徹底する: 「買取対象外」になりそうな服(シミだらけ、破れなど)は、事前に家で仕分けておく
  • 無料引き取りと分ける: ブックオフには、値段がつかなかった服を無料で引き取ってくれるサービスがあります。最初から「高く売りたい服」と「無料引き取りでもいい服」を分けて持ち込むと、査定がスムーズに進み、査定員の手間も省けます。

査定を待つ間に「買取保証」をチェックしておく

店舗によっては、特定のブランドやアイテムで「最低買取保証額」を設定している場合があります。

  • 待ち時間にブックオフのウェブサイトや店内のポスターで買取強化中のアイテムやブランドを確認しましょう。
  • もし査定額が納得いかなかった場合でも、「こちらのブランドは買取強化とありましたが…」と丁寧に確認することで、再査定のチャンスを得られる可能性があります。

まとめ

この記事では、ブックオフで服を売る際に損をしないための判断基準と、古着を高く売るための方法を解説しました。

結論として、ブックオフは「大量の服を、手間なく、まとめて処分したい」場合に非常に便利なサービスです。

一方で、「古着の市場価値を最大限に引き出して、高く売りたい」場合には、ブックオフは最適ではありません。

損をしないための最後のチェックリスト

ブックオフで「売らない方がいい服」の特徴は、主に「状態の悪さ」と「市場価値の高さ」のミスマッチにありました。

  • 売らない方がいい服: 致命的なダメージがある服、ハイブランド品、古いデザインの服、低価格のファストファッション。
  • 高く売るための裏技: 持ち込む前に洗濯・毛玉取りで清潔感を出す、付属品を全て揃える、季節の変わり目に持ち込む。

あなたのクローゼットの中にある服を、「ブックオフで売っても良い服」と「専門業者で売るべき服」に仕分けることが、賢い古着売却の第一歩です。

この記事で得た知識を活かし、あなたの服を最も価値ある方法で手放しましょう。

たくみ
会社員
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